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ファミーユの一員になら、信用じゃなくて「未来ストーリー」に貸す ──代表・草野が語る“未来応援先払い制度”という約束

目次

「お金を貸すって、普通は“信用”に対して行うものです。
でも、うちは違います。“未来に向かう意志”に貸すんです。

そう語るのは、ファミーユ代表の草野。
私たちが運営する「未来応援先払い制度」は、単なる給与の前借りではありません。
「いま本当に苦しいけれど、ここから立て直したい」――そんな想いを持った人に、未来を前提として手を差し伸べる仕組みです。


🌱 ある正社員の話:債務整理と5年の再建

Aさんは、入社半年の正社員。
ある日、「家賃と返済が重なって今月厳しい」と相談がありました。

・月6万超の債務整理返済
・税金未納、支出は給与ギリギリ
・副業で月5〜6万円補填中
・それでも「自己破産せず5年かけて返す」と決意

そんな話を、正直に、真正面から語ってくれました。
私たちは、その未来への覚悟に対して、制度を通じて7万円の先払いを認めました。
返済は月1万円ずつ、給与から7ヶ月かけて行う約束を交わしました。


🌿 そしてもう一人:前職ハラスメント、無収入の1ヶ月を経て

Bさんは、前職でのパワハラによりメンタルを崩し退職。
収入が1ヶ月途絶え、蓄えも底をついた頃にファミーユの求人を見つけました。

「新しい場所でやり直したい。でも、生活がもたない」
そう打ち明けてくれたBさんに、制度のことを伝えると──

「入社したばかりの自分にも、こういう制度があるなんて…。
“過去の信用”じゃなく、“これからの生き方”で見てくれるんですね」

そう言って、少し泣きそうな顔をしていました。


制度の概要:働く前提で“未来”に支援するという選択

  • 対象は「今後ファミーユで働く予定がある」全スタッフ
    (勤務実績が浅くても申請可)

  • 支給額は、勤務予定額の最大8割(例:月8日×6hで65,000円相当)
    ※1万円単位で四捨五入

  • 返済は月1万円など無理のないペースで給与控除

  • 申請はLINE WORKSから。用途・背景・立て直し計画を記載

  • ストーリーを含んだ「未来応援契約書」を交わし、双方で納得して進める形式
     単なる経済支援ではなく、“働く意思”を軸とした対話が前提です。

  • 虚偽・目的外使用・勤務放棄があれば、全額即時返還(給与控除)


最後に──私たちが信じているのは、「再出発の人間力」

この制度は、「信用スコアが足りない人を選別する」ためではなく、
「信頼される未来をつくろうとしている人を選ぶ」制度です。

人は、失敗するものです。過去に逃げた日があってもいい。
でも、もう一度立ち上がろうとする人には、支える誰かが必要なんです。

ファミーユは、「その誰か」でありたい。
私たちは、あなたのストーリーに本気で耳を傾け、応援します。

── 合同会社施恩 代表社員 草野 淳

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